お子様、好き嫌いは多いですか?

突然ですが、うちの娘は、全く野菜を食べません。
あ、唯一、トマトとフライド・ポテトは食べます。
(でも煮たり焼いたりしたじゃがいもは食べません・・・なんなんでしょう?!)
うどんに入ってくる薬味のネギも嫌がります。
そして夕食を食べないのに、夜寝る前に「お腹がすいた」といいます。。。(涙)

今回はそんな好き嫌いの多いお子様を持つパパ・ママへのお話です。

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さて、以下の質問に心当たりのある方はいらっしゃいませんか?

*お子様が、1つか、2つの食品(もしくは食品群)しか食べません
*お子様は、野菜や野菜のような食べ物は全て嫌がります
*お子様は、個別にラッピングされた物だと喜んで食べます
*お子様が栄養不足になるのでは・・・と不安です
*家族の中で、それぞれの好みに合わせて食事を用意します
*”大人用”と”子供用”の食事を用意し、大人は子供が食べ終わってから食べます

当てはまるパパ、ママに、お伝えしたい事があります。

好き嫌いが多いお子様を持つ親御さんのほとんどは、栄養バランスが悪くなるのでは?
という心配が多いようです。

しかし、一番の心配は、好き嫌いの多いお子様に合わせて食事を提供する事により、
間違った人生の教えをしている事ではないでしょうか?

生活の基本的なルールについて、親御さんは非常に敏感になります。
特に「食事」となるとより敏感になるようです。
「栄養をとらせなくちゃ、何か食べさせなきゃ」という大義名分の元、
ついついお子様の食べるものを与えてしまうようです。

しかし、飢えや栄養失調が北アメリカにどれくらい本当にあるか、考えてみて下さい。
ビタミン欠乏の栄養失調は、必須ビタミンとミネラルを備えた、
パン、シリアルおよびミルクが手に入る豊かな先進国においてほとんど前例がありません。

人間は、食物なしで7日生きる事ができます。
また、長い間食事をとらない事が推奨されない一方、
クラッカーを待つ数時間はそこまで害にならないでしょう。

一方で、「食事を共にする事」は家族の中で大事な行動の一つです。
お子様は、家族の一員として生きる方法を学ぶ必要があります。
それは、他の家族にも、それぞれ好きな食べ物や苦手な食べ物があること、
また、家族の中で生活するという事は、必ずしも自分の好きなようにやることができるとは限らない、
と教えてあげる必要があります。

という事で、「お子様が食べるものをとりあえず提供する」ではなく、
代わりに解決策を一緒に見つけて下さい。

実際どうすればいいの?

食べた物の記録を付ける
親御さんは、お子様が食事の時間に食べないので、「食べていない」と思いがちです。
是非お子様が食べた物を、1週間、記録してみて下さい。
すると、食事以外に結構な食品を食べている事に気がつくでしょう。
それは、ジュースだったり、レーズン、スナック、やベーグルなどなど。
テーブルで食事を取らず、代わりにこれらの「スナック食事」
を待つようになるお子様も多いようです。

習慣づける
まず第一歩は、予想できる範囲で食事とスナックをタイミングよく与える、という事です。
幼いお子様は、3食に加え、朝食と昼食の間と、夕方のスナック(ほんの数口程度)を与えてあげれば十分です。

「食べない」という選択
あなたがおいしい食事を作って食卓へ並べたら、あなたの仕事はおしまいです。
並べてくれた食事を食べるか食べないかは、お子様の責任です。

食卓に並べられた食事を見て食欲が湧かないお子様もいます。
それはそれで構いません。
その時は、手をつけなかった食事をラップして冷蔵庫にしまうだけです。

食事時間に何を食べるか、食べないかに敏感にならない事です。

自然な飢えに任せましょう。
空腹になればお子様は食べます。

好き嫌いが多いお子様は、通常、あまり「飢え」を感じる事がありません。
親御さんが飢えを感じさせる前に、好物やスナックを与えてしまうからです。
このような事を防ぐために、食事を習慣づける事を続けて下さい。
もし食事の後でお腹がすいたと言えば、ラップして冷蔵庫に入れた食事をチンしてあげましょう。

メニューを一緒に計画する
もしお子様が食卓にある食事を食べず、自分の好みの食べ物を欲しがったら?
意見を取り入れてあげましょう。

ただ、タイミングが重要です。
食事をテーブルに並べた後ではよくありません。
追加で作ってあげたり、変更したり、代用した物をあげては決していけません。

代わりに、お子様が好きな食事のメニューの計画をたててあげて下さい。
お子様が好きなグリル・チーズのサンドイッチの日もあれば、
あまり好まないミートローフとマッシュポテトのメニューもある事を教えてあげて下さい。
家族の中でも常に駆け引きがありますから。

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いかがでしたでしょうか?

私も好き嫌いが多い娘(特に緑の野菜)を持つ親の一人で、
娘の食事には、他の家族と違うものを用意しているので、まさに「なるほど!」
という感じでした。
さすがに、1週間の食品を記録するのは難しそうですが・・・汗。

「必ずしも自分の好きなようにやることができるとは限らない」
「並べてくれた食事を食べるか食べないかは、お子様の責任」
と言われると、なるほど、栄養の心配より、「嫌がれば自分の思い通りになる」
という考え方が心配だわ・・・と思いました。

そしてついつい食事の時に食べないと、こちらが超イライラしてしまいますが
「食べないという選択」を与える、という事も大事なのですね。
ママの仕事は作って提供する所までですよ!
とはっきり言われると、なんだか肩の荷が降りたような・・・笑

世の中にでれば、自分の思い通りにならない事など山ほどありますから、
小さい頃から対処法を身につけさせる事は、結局、将来の子供の為になりますよね。
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(アリソン・シェーファー):サイコセラピスト(精神療法士)、カナダの有名な子育てのエキスパート。
数々のテレビや学校などでの講演をはじめ著書も多数あり、ママから絶大な支持を得ている2児のママ。
Twitterのフォロワー数はカナダのトップ25に入る。